宇野線が、12日で開通100周年を迎えるのに合わせて、宇野線と宇高連絡船の100年の歴史を振り返る企画展が、玉野市内で開かれています。
『懐かしの鉄道・航路展』と題した企画展には、100年間の宇野駅や宇野港の様子を撮影した写真60点とナンバープレートなどの鉄道備品100点が、展示されています。明治43年に開通した宇野線は、明日12日でちょうど100周年を迎えます。この企画展は、JR西日本岡山支社などが鉄道OB会や地元の保存グループなどと協力して、開きました。宇野線開通を大々的に伝える当時の新聞や開通を記念して作られた絵ハガキなど、100年前の貴重な備品も並んでいます。由加駅と書かれた駅名表示板、駅から由加山に続く山道があったことから名付けられた駅名は、現在の迫川駅のことです。来場者は、それぞれの人生と重ね合わせるように、懐かしそうに展示物を眺めていました。100年間の思い出の積もった企画展『懐かしの鉄道・航路展』は、13日日曜日まで玉野市の産業振興ビルで開かれています。




