あす12日までの危険物安全週間にあわせ、児島消防署が防災講演会を開きました。
講演会には、倉敷市防火協会児島支部の会員らおよそ120人が集まりました。講師に招かれた日本公衆電話会岡山・鳥取支部の駒井 克己さんと、NTT西日本岡山事業部災害対策室の森本 憲さんが、災害ダイヤル171について説明しました。災害ダイヤル171はNTTが阪神淡路大震災のときに被災地への安否確認などの電話が集中し、5日間に渡って電話が繋がらなかったことを教訓にして開発した災害時限定の伝言ダイヤルです。被災地の固定電話番号をメールボックスとして安否の情報を音声伝達するシステムで、一般電話や携帯電話からも利用できます。講師の駒井さんは、毎月1日と防災週間、防災とボランティア週間などの期間中に体験利用ができることを説明し、「万が一に備えて、期間中に利用してみてください」と呼びかけました。また、街の公衆電話は災害時に優先的に通話できるようになっていることから、「日頃から公衆電話の設置場所を確認してください」と呼びかけました。




