日本酒ファンにはうれしい季節がやってきました。この冬に仕込んだ新酒が味わえる新酒まつりが倉敷市林の造り酒屋熊屋酒造で行われました。
「伊七」の銘柄で知られる倉敷市林の熊屋酒造です。イベント開始時刻には新酒まつりにあわせて仕込まれた寒づくりの日本酒に長蛇の列ができました。熊屋酒造の新酒まつりは、秋に収穫した酒米で作られた新酒を味わってもらおうと毎年2月初旬に行われます。新酒まつり限定で販売された日本酒は原料に「あけぼの米」を使い前日に絞ったばかりのお酒です。日本酒ファンが1本、2本と買い求めていました。
イベントで人気を集めていたのは日本酒の飲み比べです。酒米の朝日、雄町、山田錦の純米吟醸酒が同時に楽しめるもので、友人同士で味わう姿が多くありました。
岡山県では日本酒を広くアピールし消費拡大につなげようと備中地域の造り酒屋を巡ってもらう企画「おかやま酒蔵めぐり」を展開しており熊屋酒造の新酒まつりはトップを切っての開催となりました。熊屋酒造の新酒まつりには朝から3000人を越える日本酒ファンが集まり、できたての味に舌鼓を打っていました。




