小学生が倉敷市の歴史や文化、特産品などをテーマにして編集を行う、新聞コンテストの授賞式が、倉敷市役所で行われました。
「地域の宝 新聞コンテスト」は、小学生に地域への愛着を深めてもらおうと、倉敷市の産学官でつくる「倉敷みらいプロジェクト」が平成29年度から実施しています。
今年度は市内の小学4年から6年生が対象で、287作品の応募があり、このうち特に優れていた17作品の表彰が行われました。
最優秀賞となる「倉敷市長賞」は、西阿知小5年の山本 瑠璃さんが受賞しました。
山本さんは、「私たちの町の工業」と題し、水島コンビナートについて調べ、記事にまとめました。
児島の繊維産業や茶屋町の歴史など、入賞作品からは子どもたちの目線で取材された地域の魅力が伝わってきます。
審査にあたった倉敷芸術科学大学の児島 塊太郎学長補佐は、「目を惹く記事が多く、分かりやすかった」と講評し、「今後も倉敷の魅力について学んで欲しい」と入賞者に話しました。
コンテストの入賞作品は、2月14日まで、倉敷市役所で展示されています。




