西日本豪雨で被災した倉敷市真備町岡田地区の住民が自ら作成した「防災マニュアル」が完成し、お披露目式と配布が岡田分館で行われました。
岡田地区ではおととしの西日本豪雨を振り返りその年の9月から住民が主体となって岡田地区防災マニュアルの作成を進めてきました。
今回完成したのは、おととしの豪雨災害で住民が経験したことのアンケートを基に編集した「その(1)逃げる」です。
冊子には、「豪雨当時に避難のきっかけになった事」や「避難先でなくて困ったもの」をチェックリストで準備しやすくしたページなど豪雨災害を経験した住民ならではのポイントが書かれています。
さらに最後のページには、事前に記入しておくことで避難先での混雑が避けられる「避難届カード」もついています。
冊子は三部構成の予定で今後、「その(2)生きる」と「その(3)伝える」も作成していく予定です。
冊子づくりを担当した岡田を災害に強い町にする会では、住民と相談してさらに良いものへ変更・改良を重ねていくとしています。
それに加え、冊子を住民に配るだけではなく、地区の集会などで活用の仕方の説明会を行うことなどが検討されています。




