玉野市内8つの流派の生け花が勢ぞろいした企画展が、きょうから 玉野市総合文化センターで始まりました。
この企画展は、玉野市文化協会華道部が年2回、流派の垣根を越えて開いています。春のいけばな展のテーマは、一文字で『涼』、涼やかです。会場には、玉野市文化協会に所属する8つの流派の会員266人が、作品を持ち寄りました。『涼』から連想して、海や池、風などを表現した涼しげな作品が、並びました。ショウブやナツハゼなど初夏の代表的な草花を用いていても、それぞれの流派によって、表現方法は違っていて、生け花の奥深い魅力を伝えています。玉野市文化協会の華道部では、次世代を担う子どもたちへの普及にも力を入れていて、会場には純粋な感性で生けた子どもたちの力作も目立ちました。生け花展は、前期と後期の二部制で、12日と13日には後期の生け花展が開かれます。




