倉敷市内の陶芸家と華道家が共同で制作した作品を披露する、「くらしき この器この花展」が、31日から倉敷市民会館で始まりました。
会場には器と花がコラボレーションした作品、45点が展示されています。
器と花の組み合わせは抽選で決められ、共同で一つの作品を作ります。
器は倉敷陶友会会員など45人が制作。
花は倉敷市華道連盟加盟の9流派・45人が生けました。
去年、開窯150周年を迎えた酒津焼の岡本 和明さんと、小原流の久松 紫峯さんによる作品です。
シンプルに生けられた紅白の葉ボタンを中心とした花は、酒津焼特有の海鼠釉の器に映え、互いの良さを引き出しています。
このほかにも、偶然の出会いによって生まれた見ごたえのある作品に、訪れた人は足を止めていました。
会場では、お茶の振る舞いや邦楽の演奏も行われました。
「くらしき この器この花展」は、2月2日(日)まで、倉敷市民会館で開かれています。




