創立90周年を迎える大原美術館は美術館の礎を築いた児島虎次郎の作品などを集めた新たな美術館を2年後に開館させます。
歴史ある建物を活用するほかワークショップや講座など教育の普及にも力を入れた美術館を目指します。
画家・児島虎次郎はヨーロッパでモネの「睡蓮」やエル・グレコの「受胎告知」など大原美術館を代表する名画を収集してきた人物です。
今年90周年を迎える大原美術館は新たな児島虎次郎館を本館近くにある市の指定重要文化財で旧中国銀行の建物を活用して整備を進めます。
きょう新しい美術館の計画概要が発表されました。
新児島館は2022年4月の開館予定で展示される作品はこれまで倉敷アイビースクエアにあった児島虎次郎記念館に収蔵していた児島自身の作品や児島が収集したエジプト・西アジアの美術品など中心となります。
新児島館ではワークショップや学校団体の受け入れなど教育の普及や作品や資料の研究にも新たに取り組みます。
新児島館では「源」テーマをしていて1921年に倉敷初の本格的洋風建築として建てられたこの建物を活用し美術作品をはじめ文化の源流を感じられる美術館にしていきたいと考えています。
新児島館の総工費10億円で一部寄付を募って整備を進めます。




