倉敷市教育委員会は新年度からの防災教育推進へむけて、学校や防災関係者を対象にした研修会を開きました。
倉敷市では児童自身が防災への意識を持つことを重点として新年度から市内全ての小学校の3年生、5年生の総合学習で3時間程度、防災の授業が組みこまれます。研修会は学校関係者や防災関係者を対象に開かれ、市内の小学校の教諭や市の防災担当などおよそ230人が中洲小学校での授業を見学しました。授業では中洲学区特有の危険箇所として用水路が多いことや洪水ハザードマップを使って浸水の危険性や避難ルートを確認し、個人や家庭レベルでの避難のタイミングなどを考えるマイタイムラインを作りました。倉敷市では西日本豪雨を受けて自主避難を促進するための検討会を設置し、防災教育推進を大きな柱として計画を進めています。研修に参加した教諭は、新年度からの防災教育にむけて、授業の進め方などを参考にしていました。
中洲小学校の児童が自分たちの防災を考えた授業については30日(木)のKCTワイドで詳しく紹介します。




