きょう1月27日は、
い~ふなおの語呂合わせから「船穂スイートピー記念日」として
制定されています。
きのう26日には、スイートピーについて知ってもらおうと
産地の船穂地区の生産者に話を聞く
ものしり講座が開かれました。
ピンクや紫など様々な色の種類がある「スイートピー」
甘い香りがすることから英語のスイートが名前に入るほどです。
倉敷市船穂地区では、毎年1000万本前後を生産しており
日本で2番目に多い出荷量を誇ります。
26日は、スイートピーについてもっと知ってもらおうと
生産者の木下良一さんを講師にものしり講座が開かれました。
木下さんはスイートピーが17世紀のイタリアシチリア島で発見されたことや、花言葉が「門出」と言われていることなども説明しました。
「チョウが羽を広げて飛び立とうとする姿に見えるため
花言葉を「門出」という」
園芸作物の中で最も手がかかるとされるスイートピー。
スイートピーは9月に種を植えてから、4月までで
背丈以上の6メートル延び、手が届かなくなると困るために高さを下げる作業をしているそうです。
「2万5000本を1本ずつ、1か月に1度高さを下げるため
とても手がかかります」
【参加者はー 3人】
スイートピー生産者の高齢化などにより船穂地区では多いとき20人だった生産者も15人と減りつつあります。
農協ではスイートピーを広く知ってもらうために、平成23年に「船穂スイートピー記念日」を制定してイベントを開いています。
【インタビュー】岡山西農協倉敷西アグリセンター 木村 光陽 センター長
「広く知ってもらうために、イベントを開いています。」
スイートピーの生産は卒業シーズンに向けて
最盛期を迎えています。
生産者が丹精して育てた
スイートピーの出荷は4月中旬まで行われる予定です。




