倉敷市の琴浦東小学校で夢をテーマにした特別授業が行われ、4年生児童が地元企業代表の話を聞きました。
講師として招かれたのは畳縁メーカー、松井織物社長の松井克爾さんです。特別授業は、倉敷市教育委員会が国際社会で活躍できる人材を育てていこうと実施しているものです。講師の松井さんは琴浦東小学校の卒業生で、現在、畳縁メーカーの社長を務めていますが、29歳までジャンボジェットやビジネスジェットに乗るパイロットをしていました。松井さんは、パイロットの夢を子どもの頃から描き続け、別の仕事をしているときに夢を掴むチャンスを得て実現させました。授業では、自らの経験から、夢を叶えるためには夢を持ち続ける、言葉にする、毎日楽しく過ごす、感謝の言葉や友達を大切にすることが重要とユーモアを交えながら伝えていました。授業の最後には児童から「夢を叶えるために頑張ったこと」や「夢を叶えたあとはどうだったのか」など途切れることなく質問が続き、松井さんも地元の子どもたちの質問に優しく答えていました。琴浦東小の4年生は20歳の半分の10歳、2分の1成人となることから、松井さんの話の感想をまとめ、将来の夢について今後、さらに考えていくことにしています。




