玉野市の日比小学校で、児童がスマートフォンのトラブルに巻き込まれないための利用教室が、玉野高校の生徒を講師に招いて開かれました。
この教室は、近年増加しているスマホやSNSのトラブルについてより深く知ってもらおうと、日比小学校が人権講演会の一環として企画したものです。
4年から6年生の74人の児童と保護者などが参加した教室では、玉野高校の6人の生徒たちが教壇に立ちました。
生徒たちは、日常に潜むスマホの危険性や、実際に高校生活でスマホをどのように使っているか、などを話しました。
児童たちはスマホを持っていなくてもゲーム機やパソコンからインターネットでトラブルに巻き込まれる可能性があることを教わったり、家族と相談して使用時間のルールを決めることの大切さを学んでいました。
現在、日比小学校の児童のスマホ所持率は1割に満たないそうです。
今回の教室を受けて、スマホを持つ時期や使い方について考える契機となったようでした。




