総社市内の大型商業施設で火災を想定した消防訓練が行われました。
訓練が行われたのは天満屋ストアリブ総社店です。催事コーナーで調理中にフライパンの油に火が引火し延焼したとの想定で訓練は始まりました。従業員は、消火班や避難誘導班など5つの班に分かれ、素早く任務をこなし、非常時の手順を確認していました。きょう(9日)は総社保育所の5歳児29人も訓練に参加し、従業員や保育士の誘導で避難しました。この施設では、万が一の災害発生に備え、客や従業員の安全をどう確保するかを狙いに年2回訓練を行っています。総社消防署は火災発生から3分以内で店内にいた人が避難できたことなどを評価する一方、出口の両開きドアを開放してより円滑な避難を進めるよう指導していました。天満屋ストアリブ総社店では、訓練を通して、従業員の防災意識を高めると同時に、防災イベントなども開いて、市民への啓発も行っています。




