ごみの排出量削減を意識してもらおうと、総社市内の小・中学生がごみをテーマにしたポスターとスローガンの作品が展示されています。
作品展は、ごみが増えることで環境悪化だけでなく、私たちの生活にも支障が出ることを知ってもらおうと、総社市では平成13年から毎年行われています。会場には、ごみや食品ロスの削減、リサイクルの推進などをテーマに市内の小・中学生が作ったポスターやスローガン59点が展示されています。総社市では、平成17年の家庭ごみ排出量およそ1万8千6百トンをピークに、平成30年にはおよそ1万2千3百トンまで減少させましたが、去年からわずかに増加傾向にあるそうです。市は、ごみの排出量を減らすためにマイバッグの使用を勧めたり、ごみの総重量には水分が大きくかかわっているということで、水切りネットの利用を呼び掛けています。また、ごみに対する知識をつけてもらおうと、毎年市内すべての小学校をまわり、ごみの分別などの指導も行なっています。今回展示されたポスター、スローガンのうち、最優秀作品は100部印刷され、市内の施設や学校に配布されます。また、総社市内の児童・生徒による作品の展示会は今月26日まで総社市民ギャラリーで開かれています。




