ボートレース児島で爆弾テロを想定した対応訓練が行われました。
訓練は、3年前の丸亀と鳴門のボートレース場での実際にあった爆破予告がきっかけで行われていて、今回で3回目です。ボートレース場内に爆発物を設置したという脅迫電話で始まり、脅迫電話を受けた職員は警察への通報、ボートレース場内の来場客や職員の避難など、手順を確認しながら進めました。避難は爆発の可能性を考えてボートレース場からできるだけ遠くへと誘導されました。誘導が終わると爆発物の捜索です。ボートレース場の職員と児島警察署員が連携して場内の1階から4階まで丁寧に捜索を進め、コインロッカーの中からダイナマイトと時限装置を発見して今回の訓練を終了しました。訓練はボートレース場職員、児島警察署員、警備関係者など180人で行われ、緊急時の各自の役割についても確認していました。岡山県内では去年12月に岡山城と後楽園にダイナマイトを設置したというメールが複数の放送局に届く事件がありました。捜索後、不審物は見つかっていませんが、今年は東京オリンピックを控えていることから、警察では多くの人が標的になるテロが無いよう、また、万が一の場合には迅速な対応ができるよう連携を強化していきたいとしています。




