睡眠と食事の習慣についての講演会が、玉野市立日比中学校で開かれました。
講演会には、日比中学校の全校生徒と保護者、それに地元の愛育委員などおよそ360人が集まりました。講演では、川崎医療福祉大学 臨床心理学科で人間の眠りと健康について研究している保野 孝弘教授が、「自分を変えるために眠りと食事の習慣を見直そう」と呼びかけました。保野さんは、特に夜更かしで睡眠時間が短くなることが、生活習慣の乱れに直結していることを説明し、早寝・早起きして、朝食をとる時間を確保することで、最適な心身状態となり、ゆとりのある生活がうまれると話しました。また、朝起きたときにカーテンを開けるなどして外の光を浴び、朝食をとることで、脳と体が新しいリズムでスタートし、学習能力の向上や、体力アップにもつながると説明しました。集まった生徒たちは、保野さんの話に耳を傾け、チェックシートに記入するなどして、自分の生活習慣について見直していました。




