西日本豪雨から1年半。
真備町から復興への一歩を伝えるニュースです。
被災した川辺小学校が復旧し、291人の児童たちが懐かしい校舎に帰ってきました。
地域の人たちやおまわりさんに、見守られながら1年半ぶりに子どもたちが、登校します。
川辺小学校は、豪雨災害で校舎の1階天井近くまで浸水しました。
児童たちは、校舎復旧までの間、連島東小と幼稚園、そして一昨年の秋からは薗小学校に建てられたプレハブの仮校舎にバスで通いながら学んでいました。
卒業式までの復旧完了を目指していましたが、工事が順調に進み3学期から元の校舎で授業ができることになりました。
始業式では、本多卓郎校長が児童たちに「お帰りなさい」とあいさつした後、「ずっと仮設校舎で頑張ってきたことを見せる時がやってきました」と話しました。
続いて、6年生の小野貴文くんと横溝眞太朗くんが「残り少ない学校生活を頑張りたい」「1度なくなってしまった川辺小学校のいろいろなことを自分たちで復活させていきたいです」と作文を発表しました。
児童たちは、復興への願いや将来の夢などの願い事を書いた紙飛行機を復旧した体育館に向かって飛ばしました。
児童たちは懐かしい教室、去年の春入学した1年生にとっては初めての教室で授業をスタートさせました。
被災した全ての学校園が元の校舎で授業再開するのは3月2日頃の予定です。
・川辺幼稚園2月12日
・箭田小学校、箭田幼稚園2月18日
・真備中学校3月2日




