水島工業高校の生徒が冷暖房の機能を備えたインナーを開発し、お披露目しました。
水島工業高校工業化学科3年生が作ったのはスイッチ一つで冷暖房の性能を切り替えられるインナーです。
このインナーには、小型装置からのびるパイプが取り付けられています。
電流を流すと、暖かい面と冷たい面ができる「ペルチェ素子」が働き、パイプに流れる水を暖めたり冷やしたりします。装置は重さ2キロで3時間から4時間まで使用できます。
今回の冷暖房服はオリンピックが東京に決まった5年前から、快適にスポーツ観戦ができるようにと研究してきました。
生徒は、装置を軽くするために工夫を続けアルミニウムやアクリル板を使用したことなどを発表しました。
水島工業高校では、様々な企業に高校生の若いアイディアを知ってもらいたいとしています。




