「ののちゃん」などで知られる玉野市築港出身の漫画家「いしいひさいち」さんの特別展がたまののミュージアムで開かれています。
「地底人」や「ののちゃん」、「となりのタブチくん」など数々のヒット作の生みの親「いしいひさいち」さん。
過激な毒舌と可愛らしいキャラクターでどこか憎めないストーリーが幅広い年齢層から愛されています。
玉野市立図書館に併設する「たまののミュージアム」にはいしいさん原作のアニメ「地底人」で実際に使われたセル画などが展示されています。
デジタル化される前の貴重な現物を間近で見ることができます。
「地底人」に登場する「最低人」のセル画も並び、ファン必見となっています。
原画コーナーには４コマ漫画「ののちゃん」や「がんばれ！タブチくん」の原画のほかに、いしいさんが長年愛用していた筆記用具、作業台、いしいさんご本人も自分の文字が読めないことがあるというアイデアノートも並んでいます。
訪れた人の中にはひとつひとつじっくりと見て写真に収める姿や、上映しているアニメを楽しんで見る子どもの姿がありました。
この展覧会は玉野市築港の展示会場「ののちゃんち」が冬の時期に休館するのに合わせて出張展示として開いています。
関連する本の紹介コーナーもあり、図書館ならではの見方を楽しむことができます。
作品展は来年３月２９日（日）まで開かれています。
