大原美術館などを設計した総社市出身の建築家薬師寺主計を紹介する展示会が総社市民ギャラリーで開かれています。
明治17年に現在の総社市総社に生まれた薬師寺主計は倉敷の近代建築を創りあげた建築家です。
会場には、薬師寺主計の建築家としての人生を振り返るパネルおよそ45点が展示されています。
大原孫三郎から奨学金を受けた薬師寺は、東京帝国大学を卒業し建築家となりました。
その後、大原美術館や有隣荘、倉敷中央病院など倉敷の主要な建物の設計や建築を任され数多くの建築物を残しました。
ジグザグや直線など幾何学的なデザインの「アールデコ様式」を多く用いていているのが特徴で藥師寺が日本でいち早くこの様式を取り入れました。
【インタビュー】ノートルダム清心女子大学上田恭嗣教授
建築家薬師寺主計展は今月15日まで総社市民ギャラリーで開かれています。




