玉野市立玉野市民病院の経営改善を目指す1回目の病院改革検討委員会が開かれ、玉野市が去年の3月に示した病院改革プランを基に病院の役割について協議しました。
玉野市役所で開かれた検討委員会には、岡山大学病院長の森田潔委員長はじめ17人の委員が出席しました。改革プランは、公立病院改革ガイドラインを基にして検討するもので、病院の果たす役割や、一般会計負担に対する考えを明確にした上で効率的な経営計画を立てることにしています。初の検討会となった8日は、市民病院の現状を委員が把握するため、病院側から詳しい状況が説明されました。その中では入院患者・外来患者の大幅な減少などが挙げられました。今後は去年の改革プランが示した医師の確保対策や収入確保のための対策を委員会で検討しながらより精度の高いものにしていきたいとしています。また今月中に市内の愛育委員会などを中心に、玉野市民病院に対する認識や要望などのアンケートを実施し、市民の病院へのニーズも協議の参考にしていきます。次回の検討委員会は、8月に開かれる予定です。




