ITを活用した生産性の向上など、優秀な取り組みを行った企業を表彰する「おかやまIT経営力大賞」最優秀賞に倉敷市の自動車部品メーカーの丸五ゴムが選ばれました。
おかやまIT経営力大賞は、岡山県と県内の経済団体で作る実行委員会が、ITを活用して経営課題の改善や生産力向上に取り組む企業を顕彰し表彰するもので、平成20年から行われています。今年度、最優秀賞の大賞には自動車部品メーカーの丸五ゴムが選ばれ、実行委員会の松田久副会長から丸五ゴムの藤木達夫社長へ記念のプレートが手渡されました。丸五ゴムは製品の生産状況が常に見えるようなIT技術の活用に取り組み、システム保全の面でトラブルの予防措置や製造中の問題点の共有をスムーズに行えるようにしました。また、この技術を公開し、自社以外の製造業の生産性向上に寄与したことも大賞受賞の理由となりました。表彰式のあと受賞事例が紹介され、訪れた人は自社の業務に役立てようと話を聞いていました。




