倉敷市真備町の決壊した小田川などの堤防を中国地方の大学生が訪れ、被災地直後からの復旧の話を聞きました。
訪れたのは岡山大や広島大、島根大など中国地方8つの大学が参加をする中国地方学生フォーラムのおよそ40人です。
メンバーは、去年西日本豪雨で被災した真備町で地域の活性化や発展、防災を考えるフィールドワークを行いました。
初めに、学生が訪れたのは、豪雨で決壊した小田川・高馬川の合流地点です。
決壊直後からどのような体制で堤防を復旧し、また、現在堤防をどう強化しているのか、高梁川・小田川緊急治水対策河川事務所の職員から聞きました。
水害を受けた真備町住民が小田川の河川に木が生えないように芝生を作る取り組みなどを行っていることなども聞きました。
次に訪れた真備支所では、豪雨災害の石碑や、実際に水が来たことを示す印を見ていました。
最後に学生が訪れたのは、小田川合流点付け替え現場です。
工事は、南山を削り、道路の一部を堤防にして、流地点をおよそ5キロ下流に付け替えています。
学生たちは、現在の工事現場を実際に見て、災害をとおして、真備町がどのように復興に向けて歩んでいるのかを学んでいました。




