酒津焼作家・岡本和明さんの作品展が倉敷美観地区のギャラリー十露で開かれています。
作品展は窯を開いて150年を迎えた酒津焼の魅力をより多くの人に伝え、温かみのある作品を手に取って感じてもらおうと開かれています。
会場には、マグカップや湯飲み、皿などおよそ80点が並びます。
作品からは色や形に加え、使いやすさへの岡本さんのこだわりも感じられます。
白い「海鼠釉」と呼ばれる釉薬を使った皿は、表面の浮き出た模様から、龍が現れそうな怪しげな雲模様に見えます。
表面に長寿を表すイチョウの模様が入った花入れは、縁起物の作品として仕上っています。
岡本さんは、昔から変わらない酒津焼の伝統技法を守りながら、現代の生活様式にあわせた作品を作っています。
岡本和明さんの作品展は、12月10日(火)まで倉敷美観地区のギャラリー十露で開かれています。




