玉野市は市民会館を来年3月31日をもって廃止することを発表しました。
1960年に建てられた市民会館は、これまで市民による吹奏楽や合唱など様々な発表の場として利用されていました。
しかし、耐震化がまだな上、ホール内の設備も老朽化しており、市民が安全に使うには整備が必要とされていました。
市民会館の今後の利用に関しては9月議会の委員会で話し合われていて、延命工事には数億円の費用が見込まれ、それだけの費用対効果はないと判断しています。今回の発表された議案では、来年3月31日をもって使用を廃止することが示されていて、12月定例会で議決されれば閉鎖となります。
今のところ市民会館閉鎖後、別の場所に代わりになるような施設を作る予定もありません。また、西日本豪雨で被災した人が、玉野市に移り住宅を建てるための補助金100万円などの予算を含むおよそ8000万円の一般会計補正予算案も発表されました。玉野市議会12月定例会は、12月5日に開会します。




