玉島信用金庫が、地域の経済・産業の活性化にむけた事業を支援する助成金事業「夢キックオフ」の贈呈式が行われました。
今年度、助成を受けるのは倉敷市と金光町の6団体です。贈呈を前に玉島信用金庫の宅和博彦理事長が「高齢化、人口減少など山積する地域課題解決へ助成を受ける皆さんの取り組みに期待します」と出席者へ想いを伝えました。贈呈式では、事業所や団体へ目録が手渡されました。倉敷市老松の「イッカクベーカリー」は、血糖値などを気にせず食べられるパンの開発や野菜不足解消、健康増進にむけた無添加スープ販売計画な評価されました。自動車整備・中古車販売のOSは移動販売車の製造・販売・企画を通して、山間地域の買い物課題などに取り組みます。水島地域への航空宇宙産業クラスターの実現にむけた研究会はドローンを活用したプラント点検、離島支援、子どもへの教育に取り組みます。カカオ豆から身体にやさしいチョコレートを作ったり、製造過程で廃棄されるカカオの皮の有効活用について事業計画を進めるSUN・CACAOは環境や健康への取り組みが評価されました。このほか、在宅介護と仕事の両立ができるように送迎時間の延長や宿泊サービスにも取り組む倉敷市の福祉サービス事業所創栄と空き店舗を活用してカフェなどに取り組む金光町の一般社団法人「大谷の会」も助成を受けています。
玉島信用金庫の助成金事業「夢キックオフ」は平成19年から行われていて、今年度の助成を含め、これまでに196団体へ5665万円が贈られています。




