消防車や救急車の運転技術向上を目指す訓練が玉野市で行われました。
訓練は玉野市消防本部が緊急車両の運転技術を向上させ、消火活動や人命救助をより迅速に安全に行えるよう、3年前から取り組んでいます。参加したのは緊急車両の運転資格を持って4・5年の職員やこれから資格を取る職員など12人です。ポンプ車や救急車に乗り込んだ職員は、玉野自動車教習所のコースで細い路地での切り返しや駐車など、消防のベテラン職員から指導を受けました。玉野市消防本部の緊急車両の事故件数は去年、一昨年は5件、今年は、24日までに2件となっていて、路地などでの接触事故がそのほとんどです。緊急車両が出動した場合、安全で正確な運転が消防や救急の迅速な対応につながる第一歩としており、参加者は訓練を通し、技術や心構えを再確認していました。会場となった玉野自動車教習所安全運転教育センターの多田恵二センター長からは「急いでいるときこそ落ち着いて、ゆとりを持った運転を心がけて」とアドバイスが贈られました。なお、緊急車両の安全運転訓練は来月8日にも予定されています。




