早島町で伝統産業のイ草と卓球を組み合わせた「花ござピンポン」の世界大会が開かれました。
早島中学校で開かれた世界大会には地元早島町の地域住民のほか、ベトナムや中国など6か国の留学生あわせて142人が参加しました。
競技は、花ござを張ったラケットを使い、卓球のダブルスで対戦。
予選リーグと決勝トーナメントで競いました。
花ござのラケットはラバーを張った通常のラケットに比べ球の回転がかけられないため、初心者と上級者の技術の差が出にくく、年齢に関係なく楽しめます。
最初は苦戦していた参加者も次第に慣れ、イ草の香りがするラケットでスマッシュを決めるなどゲームを楽しんでいました。
この大会は、早島中学校の生徒が中心になって企画・運営していて、早島町の新しい名物にしようと去年から始まりました。
会場では、早島中学校の生徒が考案したオリジナルのハンバーガーや、倉敷高校の生徒が考えたイ草を使ったスイーツなども販売され、イ草の町をPRしながら
大会を盛り上げていました。




