県からの譲渡を受け、現在、閉館中の水島サロンについて今日、市民を対象に今後の活用方針が説明されました。
市民説明会には、水島地区の地域住民らおよそ130人が出席しました。伊東香織倉敷市長から改修後の施設の活用方針が説明されました。倉敷市では、水島サロンの東棟に、これまで通りスポーツプラザや会議室を残し、西棟には、福田町古新田にある倉敷市環境監視センターを入居させ新たな環境教育や学習拠点として活用する方針です。倉敷市は、これまで年間1億1千万円ほど赤字を出した水島サロンに公的機関を入れることで経費削減を図りたい考えです。しかし、出席した市民からは「環境施設が入ると会議室が減り、利用者は不便になる」「将来的に施設が続いていくのか不安」といった意見が出され市側と市民の思惑はすれ違いのまま説明会を終えました。今後は、6月議会を経て、改修工事が始まることになっており、東棟は来年4月1日、西棟は、平成23年末のオープンを目指します。




