梅雨や台風などの季節を前に総社市などが合同で、水防訓練を行いました。
訓練には総社市消防本部や消防団などおよそ240人が参加。参加者は、水害時の基本である水防技術を習得するための演習を行いました。演習では、土のうを作り「月の輪工法」といった土のうを積み上げていく訓練をしました。また、川が氾濫した場合などに行うブルーシートを使った改良積み土のう工法も実践しました。積み上げた土のうにブルーシートを巻くことで、すき間がなくなり土のうの強度が増すそうです。今回は水難事故も強く意識し、岡山県消防防災ヘリコプターと連携して救助訓練も実施されました。河川が氾濫し、中洲に取り残された人を助けるという想定で訓練が行われました。救助隊は約20メートル上空でホバリング中のヘリに救助者を迅速に運びこんでいました。集中豪雨の発生は年々増えてきているとのことです。消防ではゲリラ豪雨などが発生した場合は急激に河川が増水し危険なので雨の日は近づかないよう呼びかけています。




