総社市内を中心に活動する、詩や俳句などのグループによる作品展が、総社市民ギャラリーで20日から始まりました。
この作品展は、「吉備路句会」、「総社文学」、「いきいき短歌」の3つのグループと、文学好きな市民などでつくるグループ・「言の葉の会」が、地域の人に文学に親しんでもらおうと、開いています。
14回目となる今回は、詩や短歌、俳句、エッセーなど、およそ50作品が展示されています。
2009年に瑞宝双光章を受章した、なんば みちこさんの作品です。
『悠』と題された詩は、同じく総社市出身の書家、故・長谷川 鶴山さんによってしたためられました。
鬼ノ城からの風景などを情緒豊かに表現した詩と、伸びやかに書かれた文字で、印象深い作品となっています。
この他、秋の情景を思い浮かばせるものや、西日本豪雨災害からの復興を願うものなど、作者の想いが伝わってくる力作が多数並びます。
言の葉の会による第14回文芸展『そよぐ言の葉』は、今月24日まで総社市民ギャラリーで開かれています。




