玉野市の渋川マリン水族館に新しい仲間が加わりました。
仲間に加わったのは、「生きた化石」と呼ばれるカブトガニと頭に生えた2本の角が特徴的なフグの仲間コンゴウフグです。
瀬戸内海の干潟を再現したオープン水槽の中で隠れているのは、全長40センチほどのカブトガニです。
備前市で捕獲されたものを市民が購入しより良い環境で飼育して欲しいと譲られたものです。
カブトガニは、以前は玉野市の海でも良く見られていたそうですが、現在はカブトガニの住めるような干潟が少なくなり最近では見られなくなりました。
渋川マリン水族館物館で展示されるのは6,7年ぶりです。
こちらの体長15センチほどの「コンゴウフグ」は倉敷市児島地区の漁師が捕獲し持ち込みました。
コンゴウフグは太平洋側に生息していて、瀬戸内海で見つけられるのは珍しいということです。
毒のあるコンゴウフグは現在はバックヤードで飼育されています。
周りの環境に慣れて落ち着いたころに公開される予定です。




