自閉症の画家、太田 宏介さんの絵画展が倉敷市中央のギャラリー倉敷で12日から始まりました。
太田さんの絵は大胆な線や色遣いで、エネルギー溢れる絵肌が特徴です。
会場には太田さんがここ数年で描いたアクリル絵の具の絵画、およそ30点が展示されています。
現在、38歳で福岡県在住の太田さんは、2歳の時に自閉症と診断されました。
11歳の時、造形教室に通ったことがきっかけで絵画を始めると、才能が開花。
15歳になる頃には福岡県内で個展を開くほど、画家として注目されるようになりました。
太田さんが描くのは、自宅近くの動物園などで目にした動物や植物です。
仲良く並ぶ親子のキリン。
今回、出展されている作品の中で、太田さんの一番のお気に入りだそうです。
太田さん独特のタッチとカラフルな色彩で可愛らしく描かれています。
「自閉の画家 太田宏介 絵画展」は、今月17日(日)まで、ギャラリー倉敷で開かれています。




