倉敷市ゆかりの故人作家を紹介する「郷土作家遺作展」が倉敷市立美術館で始まりました。
郷土作家遺作展は倉敷市文化連盟が倉敷市で活躍した作家たちをより多くの人に知ってもらいたいと毎年開催しています。
46回目の今年は、2011年に亡くなった洋画家木村福太郎さんと2013年に亡くなった陶芸家岡本章さんの作品が展示されました。
洋画家・木村さんは若い時から旅で出会った初老の働く男性の人物画や生まれ育った倉敷の街並みを好んで描いていました。
中でも木村さん本人の思い入れが深かく、倉敷西小学校に寄贈された作品も展示されています。
酒津焼5代目の岡本章さんは晩年もコツコツと仕事をしていたといいます。
優美さと使い勝手を両立させた味わい深い作風が特徴です。
今回の作品展には、岡本さんが晩年好んで作っていた「泥彩」を施した作品も並びます。
第46回郷土作家遺作展は倉敷市立美術館で今月17日まで開催されています




