倉敷平成病院は地域住民との交流会を開き、「令和時代に目指す地域医療」について講演しました。
倉敷平成病院で恒例となっている交流会が行われ、会場には患者や、その家族などおよそ500人が集まりました。地域の医療を支えてきた倉敷平成病院も平成の時代が終わり、令和の時代へ突入しました。病院は去年、創立30周年を迎え、その記念事業として現在、救急棟の増改築が進んでいます。特別講演で、倉敷平成病院の高尾総一郎理事長が病院のこれまでの歩みや2年後に完成する救急棟について話しました。
新しくなる救急棟には、救急ベッドや手術室の数を増やすことや、外来診察室や待合スペースを広げより積極的な受け入れと迅速な対応ができる病院にしていきたいと説明しました。
倉敷平成病院はリハビリの専門スタッフが県内で最も多く在籍しています。
この倉敷平成病院を中心とする社会福祉法人・全仁会は、住宅型有料老人ホームや介護老人保健施設を病院の近くに整備するなど地域の医療・福祉のニーズに応えてきました。
講演会で高尾総一郎・理事長は「介護などの在宅から救急までいかなる時でも対応する」という理念に基づいて令和の時代も変わらず実践していくことを約束しました。
このほか「腰痛と骨粗しょう症」についての勉強会も行われ参加者は、熱心に話を聞いたり、リラックスタイムとして身体を動かしたりして交流会を楽しんでいました。♯




