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「真備に戻りたい」

西日本豪雨で2階部分まで被災した真備町内の自宅の場所に新しく平屋にして家を再建すると決めた家族を取材しました。

真備町の美しい田園が広がるその一角に、覚悟を決めた家族の新しい家が建とうとしています。
倉敷市福田町のみなし仮設のアパートで暮らす藤田敏郎さん・75歳です。
真備町内の中学校に通う孫の櫂也くんをバス停まで送って藤田さんの一日は始まります。
隣の家で生活していた息子家族の自宅も被災し、藤田さん夫妻と同じアパートで暮らしています。
真備町外で暮らす人の中には、タクシーでの通学を余儀なくされている家庭もあります。

およそ9千世帯が暮らしていた真備町は、西日本豪雨で町の3分の1が浸水し、1年4カ月たった今も2000世帯あまりが仮設住宅で暮らしています。
発災から2日後に奇跡的に見つかった愛犬のコロンが出迎えてくれました。
家族に癒やしを与えています。
藤田さん夫妻は再建するにあたり、同じような被害を恐れて真備町内の高台の土地を探しましたが、条件が厳しく、断念せざるを得ませんでした。
水害保険にも入っていませんでしたが、どうしても真備町で暮らしたいという思いが強く、規模を小さくして平屋で同じ場所に建てることを決めました。

隣の家で被災した息子家族は浸水しなかった少し離れたマンションに移り、被害を分散させることにしました。
近くに住める場所を探すのにも2ヵ月ほどかかったといいます。
・・・そして、先月、藤田さん夫妻は新しい家の上棟式を迎えました。
【インタビュー】
・藤田敏郎さん
・藤田節子さん
【本文続き】藤田さん夫妻は来年春に真備町に帰ります。
終わり♯

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  • 放送日:2019/11/06(水)
  • 担当者:小西陶子
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