玉野市田井の深山公園は、
イノシシ対策のため、
6日(水)の夜から7日の昼まで立ち入り禁止となります。
深山公園のイノシシ被害の現状を取材しました。
こちらの映像は、10月11日の午後7時ごろに撮影された映像です。イノシシが深山公園のドッグランまで下りてきて、
のそのそと「えさ」を探しています。
撮影したのは深山公園を管理する玉野市公園緑化協会の岡英雄さんです。
【インタビュー】玉野市公園緑化協会岡秀雄事務局次長
こちらのドッグラン、日中は多くのペットずれでにぎわいます。
深山公園では、イノシシが10年ほど前から姿を現すようにになり、3、4年前から、どんぐりやミミズなどのえさを求めて、人がいるエリアまでやってくるようになっています。
【インタビュー】深山公園を利用する人はー
ドッグランのほかにもカモや白鳥のいる赤松池の付近にも降りてきていて、イノシシが芝生を掘る被害がでています。
【インタビュー】玉野市公園緑化協会岡秀雄事務局次長
玉野市では、7年ほど前にイノシシが人里に降りてこないように、高さ2メートル弱の鉄のフェンスを深山公園を囲むように設置しました。
ある程度の効果はありましたが、大きいイノシシがフェンスを乗り越えたり、地面を掘るなどして、まだ、人がいるエリアへの侵入を防ぎきれていません。
きょう4日も進入が予想される道に前日に仕掛けていた木の棒が倒されており、獣道から玉野市霊園へ続く道路にイノシシが下りてきていることが確認されました。
玉野市では、このままでは深山公園を訪れた人に被害が及びかねないと、さらに強力なイノシシ対策を行うことにしました。
6日の午後6時から7日の正午までみどりの館みやまを除き深山公園一帯を立ち入り禁止にし、猟犬を離します。




