KCTコミちゃん（倉敷ケーブルテレビ）

静岡県熱海市にあるＭＯＡ美術館が主催する倉敷児童作品展の表彰式がライフパーク倉敷で行われました。

ＭＯＡ美術館では、子どもらしい豊かな発想と素直な感情表現を育ててもらおうと毎年夏に小学生を対象に絵画を募集しています。
今年の応募数はおよそ５００点増えて５４５８点の応募がありました。
毎年、応募数は増加しているとともに応募作品のレベルも高まっているそうです。
その中から、入賞と入選あわせて２５０点が選ばれました。
作品展では子どもらしい鮮やかな色遣いの自由な発想の作品が並びます。
表彰式では、入賞した一人一人に賞状と記念品が贈られました。
そのうち奨励賞を受賞したのは３作品です。
葦高小学校１年の三浦正晴くんは虫取りの絵を描きました。
いつか捕まえてみたいヘラクレスオオカブトやクワガタなどを木の高いところから描きました。
児島小学校４年の近藤亜耶さんは、海の中にあるかもしれない魚たちがすんでいる町の絵を描きました。
レンガや木など建物の素材感が出るように、様々な色を使っています。
水しぶきの音が今にも聞こえてきそうなこちらは、万寿東小６年の貝原悠月さんの作品です。
５年生の時に体験した海の学習でのカッター漕ぎを描きました。
一人一人の表情を変えて必死にこいでいる人、楽しんでいる人と今にも声が聞こえてきそうな作品となっています。
奨励賞に選ばれた３作品は後日ＭＯＡ美術館に送られ、来年１月に全国をはじめ、海外から選ばれた作品とともに最終審査を受けます。