倉敷・総社・玉野・早島・岡山その他の地域情報をお届け

KCTニュース

月~木/17:00~17:30 他

月~木/17:00~17:30 他

大原構想地図を初公開

倉敷市出身の建築家浦辺鎮太郎が書いた「大原構想地図」がアイビースクエア内の展覧会で初公開されています。
JR倉敷駅南側の1平方キロ圏内が書かれた大原構想地図には、浦辺鎮太郎がのちに手掛けるくらしきシティプラザ東西ビルや市民会館、倉敷中央病院のほか、美観地区や商店街などが書かれています。
四方に拠点を整備するこの「大原構想地図」は大原總一郎の没後の1969年に書かれ、浦辺が生涯筆を入れ続けたといいます。
浦辺が残した数々の建物は今も倉敷の顔となっています。
今回、生誕110周年を記念した展覧会にはスケッチや建物の写真、模型、図面などあわせて480点ほどが展示されています。
浦辺の倉敷での最初の仕事である倉敷考古館の増築は、歴史あるなまこ壁や木造建築にはせずに、耐久性の高いコンクリート造りで周辺に溶け込む「新旧調和」を軸にしています。
当時、浦辺は「くらしきモジュール」という京間(きょうま)をもとにして倉敷に住む人の空間を考えた基準の寸法をつくりだし、図面を見ると倉敷の建物の多くがそれをもとに設計されたことがわかります。
その後、「白と黒の時代」からアイビースクエアや倉敷中央病院といった「白と赤の時代」に移ります。
浦辺鎮太郎の歩みと貴重な図面などの史料が一堂に会する展覧会「浦辺鎮太郎の仕事」は12月22日(日)まで開催しています。
ご覧の日程で、シンポジウムやガイドツアーも行いますので詳しくはホームページでご覧ください。

KCTニュース動画

ご迷惑をおかけいたします。現在、混み合っています。(KCT-Net非会員様:こちらの動画は会員専用のサービスです)
  • 放送日:2019/10/30(水)
  • 担当者:小西陶子
おすすめ記事
親子と楽しい時間を ママ友パネルシアター奮闘中
みんなの思いを乗せて甦れ!貴重な国鉄車両

Copyright (C) KCT Co.,Ltd. All Rights Reserved.

JASRAC許諾番号:5770546002C21040