倉敷翠松高校で行われている茶道教育が50周年を迎え記念式典が開かれました。
倉敷翠松高校では、昭和45年に京都の裏千家の協力を得て全国に先駆けて「茶道」を全校の授業に取り入れました。
現在も校外の茶会に参加したり、オープンスクールの時には、茶道体験講座を開講するなど3年間にわたって茶道教育を行っています。
記念式典では、戸川英雄校長が、「茶道教育の理念を自らかえりみて相手を敬う心を養う教育をこれからも進めていきたい」と式辞を述べました。
そして、生徒を代表して、茶道教育を通して学んだことを生徒会長の宮内皓平さんが、挨拶しました。
また、50周年を記念して、裏千家十五代・前家元で96歳の千玄室さんの講演会も行われました。
千玄室さんは、「後ろを見ずに前を見て、悔しいと思ったらお茶をたてて心を落ち着けてください」生徒たちにメッセージを送りました。
記念式典には、裏千家岡山支部の会員を含むおよそ1200人が参加し、真剣なまなざしで、話を聞いていました。




