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民間チームが新避難施設を説明

西日本豪雨で濁流により真備町で犠牲となった51人のうち8割以上が高齢者で遺体の多くは1階部分で発見されました。
今月27日、真備町ではこうした災害の犠牲者を二度と出さないために避難機能付きの共同住宅の実現をめざす「サツキPROJECT」の説明会が開かれました。

【活かし】・小規模多機能ホームぶどうの家・真備代表津田由起子さん小規模多機能ホームぶどうの家・真備代表の津田由起子さんが中心となって進めているサツキPROJECT。
近隣住民や要支援者などが垂直避難できる共同住宅の建設をめざしています。
クラウドファンディングなども行い、9月には、国土交通省の「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」に認められ、費用の3分の2が補助されることになっています。
津田さんは50人ほどが2.3日避難生活できることをめざしていて、将来的には町内におよそ500メートルおきに避難機能付きの共同住宅を設けたいとしています。
説明会に参加した住民からは要支援者などが安心して避難や生活ができる建物の必要性を改めて訴える声もあがりました。

このあと、予定している建物を実際に見学しました。
今回最初の建物となるのは去年の豪雨災害で2階部分の浸水を免れたアパートです。
階段をのぼることができない人も避難できるようにスロープを付け、移動しやすいように壁をなくすなど大きく改修する予定です。
見学者の中には、そこに住むことを考えている人もいて、中の広さや間取りなどを確かめて生活のイメージを膨らませていました。

【インタビュー】説明を聞いた住民はー(2人)

入居開始は来春を目指していますが、代表の津田さんは今後この取り組みを全国にモデルケースとして広げたいと考えています。♯

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  • 放送日:2019/10/29(火)
  • 担当者:小西陶子
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