倉敷考古館では、秋の企画展として、倉敷ゆかりの陶芸家河井寛次郎と洋画家児島虎次郎にまつわる作品の展示が行われています。
作品展には、島根県出身で民藝運動を柳宗悦らとともに取り組んだ陶芸家河井寛次郎の作品や高梁市出身の児島虎次郎がヨーロッパから持ち帰った陶磁器類などおよそ50点が展示されています。
今回公開された河井寛次郎の作品は個人所有のもので、そのほとんどが一般初公開です。
こちらは昭和初期の作品です。
「三彩」とよばれる複数の釉薬を同時に使う技法が寛次郎の大きな特徴です。
温度調整や反応で色が大きく変わってしまうため、製作には高い技術が必要とされるそうです。
このほか、寛次郎が初期に作った実用品や寛次郎が虎次郎に宛てた直筆の手紙などをみることが出来ます。
秋の特別展河井寛次郎古代と出会うー出雲の河井寛次郎吉備の児島虎次郎ーは来月24日(日)まで開かれています。




