去年の豪雨で被災した倉敷市真備町岡田の女性がリフォームした自宅にギャラリーを造り、作品展を開いています。
真備町岡田に住む片岡直子さんの自宅一室を改装したののくさギャラリーには、矢掛町で活躍する美術作家の古城敏雄さんの版画作品が展示されています。
片岡さんは今年の9月、やかげ郷土美術館で開かれた作品展を訪れた際、古城さんの優しい作品に出合いました。
作品から「もう頑張らなくてもいいよ」と言ってもらえた気がして元気が出たといいます。
それまで片岡さんは災害から1年間、1階天井まで浸水した自宅の片づけやリフォームに追われ、頑張っても頑張っても何かをしなきゃいけないという気持ちになっていたそうです。
そんな古城さんの作品を近所の人にも見てもらいたいと自宅の一室を改装して作品展を開きました。
作品展は来月11日まで開かれています。
また、ののくさギャラリーでは今後も地域の人が元気になれる作品展を開催する予定です。




