玉島信用金庫が金融機関では珍しい認知症を予防する「はつらつ健康教室」を開講しました。
2025年には5人に1人が「認知症」になるといわれています。
受講者は地元に住む、70代以上の14人です。
全国の金融機関で初となるこの「はつらつ健康教室」は、東北大学 川島隆太教授と公文学習療法センターが開発した認知症予防の教室です。
開講式では公文学習療法センターの伊藤眞治さんが、複雑な問題を解いたり、黙読をするのではなく、簡単な計算や実際に文章を声に出して読むことで脳が活性化し、認知症の予防につながることを受講者に話しました。
早速受講者は2人1組でそれぞれ違う種類の学習シートに取り組みました。
玉島信用金庫の職員に説明を受けて、時間内に終わらせようと問題を解いていきました。
受講者は週に一回集まり、効果が表れ始める6か月間トレーニングを続けます。
参加者は、何年振りかの100点にくすぐったそうに笑っていました。
頭を動かした後は、認知症予防の一環として大切なコミュニケーションをとったりレクリエーションを行いました。
玉島信用金庫では、地域との連携をより深めていき、この取り組みを進めていく考えです。




