全国の服飾を学ぶ学生たちが参加して、繊維産業のものづくりの現場を巡るツアーが倉敷市児島地区を中心に行われています。
ツアーには地元倉敷をはじめ、東京から熊本までの服飾系の大学や短大、専門学校で学ぶ学生およそ180人が参加しました。
学生たちは、7つのグループに分かれて、児島地区を中心にした繊維産業の関連企業およそ20社を見学します。
このうち、生地の染色や加工を行う会社では、生地の表面を焼いて毛羽立ちをなくし、染めやすくしていくことや、縮み防止のために加工をして出荷していることなどの工程を見学。担当者から手間暇かけてこだわりながら製品を作っている話を聞きました。
このツアーは、これまでファッションコンテストを中心として行われてきた倉敷ファッションフロンティアを一新し、服飾を学ぶ学生が繊維産業の産地の魅力をより体感してもらえるようにとはじめて行われました。繊維産業の産地ツアーは明日25日も行われます。




