カンボジアの教育関係者が、日本の体育の授業を学ぼうと倉敷天城高校を視察しました。
倉敷天城高校を訪れたのは、カンボジア教育・青年・スポーツ省のメンバーなど11人です。カンボジアでは2006年から、五輪マラソンのメダリスト有森裕子さんが代表を務める岡山市のNPO法人ハート・オブ・ゴールドの協力で体育教育を進めています。身体を動かすことだけでなく知識や技能、態度を教える体育の授業を日本から取り入れて指導要領を作っていました。
現在は、カンボジアの教育省が主体となり、高校の体育の授業を先生が教えるための指導書を作っています。倉敷天城高校では、選択で生徒が自ら選んで受けるバスケットボールやサッカーの授業を見学しました。
カンボジアの視察団は、先生が教えるのではなく自主的に生徒がスポーツを学ぶ様子を興味深そうに見学していました。
【インタビュー】ハート・オブ・ゴールド東南アジア事務所長西山直樹さん
カンボジア教育・青年・スポーツ省マン・ヴィボル副局長
視察は24日も行われ、岡山市内の高校2校を訪れます。
カンボジアの高校体育の指導書は2020年中に制作される予定です。




