古くなった着物をリメイクして
新しい洋服に生まれ変わらす「着物リ・デザイン展」がギャラリー倉敷であす(20日)まで開かれています。
こちらのロングコートは格式高い、しぼりの着物をリメイクして作られています。亀甲柄の華やかな模様に洋服ならではの抜け感を出すことで世界でたった一つの仕上がりになっています。この作品展は、倉敷市二日市の洋服工房「ペール・テ」店主山田真理子さんが仕立てた27点を展示しています。着られなくなった着物などをお客さんの思い出とともにすべてオーダーメイドで一生ものの洋服にリメイクしています。
山田さんのデザインは、見てすぐに着物だと感じるものではなく、さりげなくひきたつような存在感ある洋服になっています。
洋服工房「ペール・テ」のコンセプトは、「人」と「人の心の動き」。
山田さんは、お客さんとしっかりとコミュニケーションをとってその「人」の背景を思いながら、その「人」が自然に着られるようなものを作り続けてきました。
少しでも多くの人にお店を知ってもらうきっかけになればと山田さんは15年ほど前から毎年2回、個展を開いています。「世界でひとつだけ」の洋服が並ぶ展示会はあす(20日)まで行われています。




