倉敷市内の書道家や愛好家の作品を集めた倉敷市書道展が、きょうから倉敷市立美術館で始まりました。
今年で40回目を迎えた倉敷市書道展には、漢字や仮名、近代詩文など5部門に569点が出展されました。高校生以上なら気軽に作品が出品できることから地元の書道愛好家にとっては登竜門としても親しまれています。近代詩文や前衛作品も並んだ会場は、墨の黒と余白が織り成す美の世界が広がっています。また、大賞を受賞した出口仙華さんの「送曹椅」をはじめ特別賞27点が展示されています。このほか、倉敷市の友好都市中国・鎮江市の書道家の作品もあわせて展示されています。倉敷市書道展は、特別賞を除き、前期・後期に分けておよそ200点を入れ替えて展示します。最終日の13日には倉敷国際ホテルで表彰式が行われます。




