神戸税関 水島税関支署などは17日、テロ関連物資や不正薬物などの密輸入に関する情報提供協力を呼びかけました。
街頭啓発活動には、水島税関支署の職員をはじめ、 水島海上保安部や倉敷警察署などからおよそ30人が参加。
JR倉敷駅で、駅利用者や通行人へテロ関連物資や不正薬物、金地金の密輸入に関する情報提供を呼びかけるチラシなどを配りました。
水島税関支署によると、全国の税関における不正薬物の摘発件数は、今年1月から6月までに571件で、去年の同じ時期に比べ、4割以上増えています。
また、押収量は1・5トンを超え、去年に比べ3倍近く増えています。
特に覚醒剤は4年連続で1トン以上が押収されていて、不正薬物の流入は深刻な状況となっています。
来年7月に開催される東京オリンピックまでの期間、全国各地で重要なイベントが行われる予定ですが、テロの標的となるリスクも高まります。
テロ対策や水際取締強化のため、不審な点を見つけた場合は、水島税関支署や、「密輸ダイヤル」まで情報提供をお願いします。




