竹林を舞台にした音楽イベント「まび竹林音楽祭」が、2年ぶりに倉敷市真備町の箭田大塚古墳で開かれました。
音楽祭のオープニングを飾ったのは吉備真備太鼓と倉敷天領太鼓の力強い演奏です。
このイベントは、真備町の特産である竹林を活用しようと平成20年から地元の有志が年に一度、開催しています。
去年は西日本豪雨により中止となったため2年ぶりの開催です。
音楽祭の実行委員会中心メンバーも豪雨災害で、6人のうちの5人が被災し、今年の開催も危ぶまれていたものの、文化庁の日本伝統を発信する国家プロジェクト事業として開催できることになりました。
会場には真備町住民を中心に倉敷市内外から300人を超える観客が集まりました。
ジャズピアノと雅楽のコラボや、津軽三味線の吉田兄弟の弟、吉田健一さんの演奏が真備の竹林に響きました。
また、京都の光のアーティスト髙橋匡太さんの演出で竹林がライトアップされ、訪れた人は竹林と音楽がかもしだす秋の夜の風情を楽しみました。




